婦人科形成(女性器形成)
婦人科形成(女性器形成)
女性器の悩みは、女性同士でも気軽に相談できないデリケートな悩みです。大きさ、形や色はみんなと比べてどうなのかは分かりにくいと思います。
当院では、美容外科クリニックにて専門的なトレーニングを積み、多数の症例をこなした医師が解剖学的に問題ないように、また元々のひだの構造を活かした自然で美しい仕上がりとなるように執刀させていただきます。
女性器の形状について気になることがあれば、何でも安心してご相談ください。
小陰唇とは、大陰唇の内側にあり、膣の両側にあるヒダ状のものです。
通常、ヒダの形状・大きさ・色味は、一人一人全く異なりますが、パートナーから指摘されたり、周囲の情報からコンプレックスとなってしまったりする方がいます。また見た目以外の問題として、挟まることによる不快感や、ひだが大きいが故に痒みが出たりすることがあります。そうした人のために、小陰唇の縮小・形成を行う手術です。
傷跡は目立ちにくいことがほとんどです。
副皮とは小陰唇からつながる皮膚の余りの部分です。小陰唇の包皮と途中から合わさるので、大きさが大きいと、陰核(クリトリス)周辺が大きく見てしまうこともあります。どのような形であっても異常ではないため、必ず手術が必要というわけではありませんが、ヒダの間には汚れや垢がたまりやすいため、ニオイや炎症の原因となる場合もあります。
通常、小陰唇切除やクリトリス包茎の手術と組み合わせて行うことが多いです。
また、副皮はすべての人の女性器にあるわけではなく、全く無い方、2重・3重にある方、片方だけある方など、個人差が大きいことが特徴です。
陰核(クリトリス)とは小陰唇の前部にある小さな突起のことで、本来は成長とともに露出していきます。陰核は男性で言うと、ちょうど亀頭の部分にあたる器官です。
亀頭と同様に海綿体という血管のスポンジのような組織で出来ており、男性のペニスのように皮で覆われています。この皮を陰核包皮といいます。
手で陰核を覆う包皮をめくれば剥ける方は仮性、剥けない方は真性のクリトリス包茎です。陰核包茎を放置してしまうと汚れが溜まり、細菌感染やニオイの原因となる可能性があります。陰核包皮切除では余っている包皮を切除し、程よく露出させてから極細糸で縫合します。
皮膚科領域の手術で外科の基本手技習得し、女性専門の美容外科クリニックで多数の婦人科形成(女性器形成)を担当した経験豊富な医師が担当します。形成的な縫合で美しい仕上がりにこだわっています。イメージが湧きにくい手術かと思いますが、お気軽にご相談ください。
麻酔クリームを30分塗布したのちに、ごく細の針を使用し、独自の工夫した局所麻酔を行うことで、ほとんど無痛に近い状態で手術可能でせす。最大限痛みに配慮しておりますが、ご不安が強い方は笑気麻酔も併用することで、リラックスして手術に臨んでいただけます。介助のトレーニングを積んだ女性スタッフも付き添います。
ひだの構造は個人差が大きく、また左右のひだの大きさや形に差があることが多い部位です。お一人お一人の元の形に無理のない自然なデザインで、また機能的にも問題が起こらないように配慮したデザインを心がけています。
個人クリニックですので、カウンセリングから手術及び術後のフォローまで、一貫して執刀医が行いますのでご安心ください。
患部の診察にて手術の適応や術式(どの種類の手術が必要か)を判断し、実際の流れを含めてた手術の説明を行います。
※基本的にはカウンセリング当日の手術は行なっておりませんが、ご遠方の方などを含め当日手術をご希望の方はお電話にてお問い合わせくださいませ。
婦人科用の専用手術台で行います。
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初めにお一人お一人の形に合った自然で美しいデザインを決定し、マーカーで印をつけます。
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婦人科形成専用の手術台でポジショニング。
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広く消毒を行ったのち、不要なヒダの一部を切除を行います。
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丁寧な止血操作、極細糸で細やかな縫合を行います。
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軟膏を塗布し手術終了です。
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術後は院内で30分程度ご休憩いただき、医師による術後チェックで止血確認後にご帰宅可能です。
施術時間 | 30~90分程度(術式によります) |
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麻酔 | 局所麻酔。痛みに弱い方はリラックスできる笑気麻酔を併用します |
腫れ | 1週間程度 |
出血 | 生理のような出血が1週間程度、その間は生理用ナプキンによる保護をしてください |
リスク | 創部感染、離開、傷の盛り上がり、多少の左右差など |
傷跡 | 目立ちにくい部位です |
抜糸 | 溶ける糸を使用するので、抜糸は不要です |
通院ペース | 1ヶ月後検診があります |
お薬 | 3日間(痛み止め/抗生剤) |
シャワー・入浴 | 翌日より患部を含めたシャワー可、出血が止まってから入浴可 |
注意点 | 1ヶ月間、性行為や自転車に乗るなど患部が擦れる動きは控えてください |