美容医療というと、興味はあるけど、「痛い」「怖い」などのイメージが付きまとい、一歩踏み出しにくい方も少なくないのではないでしょうか。
実際医療行為ですので、塗るだけではなく、しっかり効果を出すために、熱を入れたり、針を使ったり、メスを使ったりという、内容によっては侵襲を伴うメニューもあります。

当院では、痛みに配慮し、不安に寄り添いながらストレスを少しでも減らした美容治療を目指しております。
施術に応じて適切な麻酔を行うことで、痛みを最小限にしながらご希望の治療を行えるよう、きめ細やかなケアを心がけております。

①表面麻酔

表面麻酔は皮膚表面の感覚を麻痺させ、麻酔を塗った部分のみに効果があります。
麻酔を塗った部分以外には影響を及ぼさないので、お顔の施術の場合はお体まで麻痺させることもなく、意識もはっきりとした状態で施術を受けることができます。
効果は1-2時間ほど続きます施術が終わったあともしばらくは皮膚が麻痺した状態が続いたり、違和感が残ることあります。

患部にピンポイントで麻痺させることができるというメリットがありますが、リドカインなどのアレルギーがある方はアレルギー反応を起こしてしまう可能性がございますのでご使用いただけません。

そのほか、局所麻酔の注射時は、極細の針を用いてゆっくり浸透させたり、マイクロカニューレという、細い管を用いることで何度も針を刺すことを回避したり、局所を保冷剤で冷やすことで感覚を麻痺させたり、介助者による肩トントン、手を握る、ストレスボールを握るなど、さまざまに痛みを減らすための工夫をおこなっています。