奈良で食い倒れの隙間時間に、ちょっとだけ歴史に思いを馳せてきました|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

〒569-1142 大阪府高槻市宮田町2-40-10 たかつき宮田ビルII 2F
Tel.072-668-1415
ヘッダー画像

ブログ

奈良で食い倒れの隙間時間に、ちょっとだけ歴史に思いを馳せてきました|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

奈良で食い倒れの隙間時間に、ちょっとだけ歴史に思いを馳せてきました

今日は完全プライベート記事です。母親のアドバイスにより真面目な記事と多くの方にとってどうでもいい大して読まれもしない私的記事は分けることにしたためです。いつもの大阪高槻市のあゆ皮フ科クリニックの〜みたいな文言も端折れて嬉しい♡あれね、多くの方にクリニックの情報が届いてほしいということでやむなく書いてる文言なだけで、私も毎回恥ずかしいしアホなんと思われるし、ほんまは全然書きたくないんですよ←

先週末は月曜日が祝日だったので、土曜日の診療後急いで奈良入りしまして近場の旅行してきましたー。ふと思い立ったのが、連休の2日前。空いてる宿もほとんどない中たまたま仕留めた初日のお宿が大当たりだったので、ちょっとご報告してみます。

ここ!和空法隆寺、法隆寺のすぐ門前にあるお宿。https://waqoo-horyuji.com この日はたくさんの患者さんを診療した後で、恒例のへロヘロ土曜ナイト、家にも帰らず電車に飛び乗り法隆寺駅へ。(法隆寺は奈良駅からちょっと距離がある)駅からタクシー乗ればいいやと気軽にいったものの、駅前にタクシーどころかなーんもなくて真っ暗で、もう絶望・・・・・(大概旅行は、時間に余裕のある私以外の家族は先に現地入りしているので往路はいつも1人)ぼっちでお家帰りたい気持ちでいっぱいでしたが、25分ほど夜道をトボトボ歩いて一応インできました。ふう・・・・・

こちらのお宿何がすごいかって、地理以外の社会は大っ嫌いだった私にも、歴史は面白いかもしれんと四十路の大発見をくれたことです←

ホテルでは毎日17時と21時に語り部があるようで、私は21時の部のみ参加しました。教科書では教えてくれない歴史クイズと題して、1時間程度噛み砕いだ歴史のお話し聞かせてもらいました。私はクイズ10問中1問正解、10点でしたが、そんなん知らんがなという歴史的な有名人の知らないお話の連続でして、先生がこんなふうに教えてくれたら、私の人生変わっただろうというところまでは行きませんでしたが←、少なくとも日本史も世界史も毛嫌いはしてなかったなと思いました。

そしてなんといっても、経典マニアの中江氏がこのお宿の名物ガイド様で最高でした。

溢れる知識と流暢すぎる説明は、もう圧巻。。歴史の出来事が繋がる繋がる、その面白さ。そこがそうなってたから、実はここでこの人が切腹したのか、みたいな。

そして日本最古の木造建築、法隆寺。1300年の木造建築その凄さは、欧州の石造や煉瓦造りと違って、木造はそもそも耐久性が劇的に悪いということなんですね。普通100年もしたら朽ちますよね。そう、修繕の歴史とも言えるのですね。先人の知恵と工夫と、定期的な修繕で、ずーーーと守られてきたということがよくわかりました。

   

飛鳥時代の柱と、江戸時代の柱の違い、柱もよく見るとこんな風にところどころ、修繕の跡があります。そこからわかること、ここでは当然書ききれない裏話があるのですね。ガイドがあると建築様式も、お釈迦さまの表情ひとつも、金剛力士像の素材も、面白く見えてくるのです。経典を紐解いて歴史って面白い!と、そんなことを教えてくれる中江氏ガイドツアーが宿泊者限定で、朝の9時から2時間ありました。すこぶる楽しかったです。

直前予約で朝ごはんすらつけてもらえませんでしたが、使い捨てのスリッパが可愛かったのも高評価のポイントでした(ホテルのスリッパをいつも評価する私です←)とりあえず、和空法隆寺おすすめです!!

翌日は紫翠というホテルhttps://www.suihotels.com/shisui/でした。こちらも築100年以上の歴史的な建造物を改築したホテルで、以前は知事公社だったそうで、それなりにインパクトのある所でした。

↑フロントにて

正面玄関でとっていただいた写真。娘が相変わらず色々拗らせていて、背後にまるで霊かと思うように佇んでいましたので、紹介しておきます←

このホテルの良さは、↑ここで座ってチェックインできることと

 

朝に、硯で墨を刷って、庭の見えるお部屋で書道体験ができたことです。

そして今回はたまたま鹿の角きり行事のタイミングに当たったので、みてきました。

オスの鹿って発情期に角が伸びて、季節が来ると勝手に折れて取れるのですが、その大きな角がある短期間には気性も激しく危ないので、鹿にとってはかなり余計なお世話だと思われますが、江戸時代から奈良では伝統的に、この季節に角を切るのです。

角の大きなオス鹿を会場に連れてきて、職人さんが追っかけ回してひもに角に引っ掛けて、鹿を押さえ込んで、ノコギリで角を切るのですね。まあまあ人間にとっても命懸けの仕事で見ていてヒヤヒヤしましたが、しっかり仕留めて角を2本綺麗に切り取るという珍しい行事を見ることができました。

これ↑鹿を固定していることころ。赤い印が鹿さんです。角って爪と一緒だから痛みはないそう。

あとはずーーと食べて食べてちょっと歩いた奈良の小旅行でした。大好きな旅行でエネルギーチャージしたので、またしっかり働きますね!

皆さんも気候のいいこの季節の連休、ゆっくりされましたでしょうか^^