ご挨拶

初めまして。あゆ皮フ科クリニック院長の菊澤亜夕子（きくさわあゆこ）です。

ブログの記念すべき第一回は定番の医師紹介から始めてみようと思います。

何だか自分を大きく見せるようで恥ずかしいので、自己紹介を織り交ぜながら・・

（って今、見たことのないレベルで気合を入れてつらつらと文章をこしらえたところで、最後に写真をと思って操作した瞬間、全ての文章が消えてしまっていきなり辛すぎるスタートとなりました。。）

私は京都で生まれ、小学生以降は大学まで地元の福井で過ごしました。どこかご存じですか？

金沢に行くときに通る県ですね。や、東北ですね。とよく言われてまあまあ寂しいです。

有名なものは、私の苦手な雪と荒波の日本海と、高すぎて地元民が食べれない越前蟹と・・東尋坊とか永平寺とかでしょうか。

一番の銘菓は、地味すぎて意外と知られていない冬が旬の水ようかんと、はや川の羽二重くるみだと思います。どちらも日持ちが短くお土産に向かないのが特徴です←

 

（皮膚科クリニックのブログ、第一回のトップバッターの写真がこれ・・・・）

学生時代は、豊かすぎる自然と、あなたのことを信頼しているよ、お好きにどうぞ系の両親の元で比較的自由に生きてきたように思います。すぐに宿題を片付けてスッキリした気持ちで、外遊びするのが大好きでした。

部活系は剣道、バレー、ヨット、ゴルフなどいくつかしましたが、運動は得意とはいえないことを毎回しっかりと自覚させていただきました。

結局大学時代にバックパッカーとして、世界中とまで言いませんが、諸外国でぶらぶらしたことが一番の楽しい思い出です。バックパッカーの聖地であるバンコクには旅の拠点として頻回に訪れ、中でもエキゾチックでイスラム色の濃厚なモロッコ、騙されまくりのインド、ダイビングライセンスを取った美しい紅海のあるエジプト、街並みの美しさはピカイチなのに学生には物価の高さで苦行すぎた北欧は良い思い出です。治安にビビりながら観光地として見どころ満載の南米を陸路でめぐったのも学生らしい時間の使い方でした。最近はもっぱら国内ちょろちょろするのが関の山ですが、旅行の話は好物です。

（意外と写真がないのないの・・後日アップします・・多分）

特技と言って自慢できるものは残念ながら持ち合わせていませんが、昔から手先は器用な方で、細かな切り絵をしたり、物作りをしたり、黙々と作業することが好きでしたね。話をするのも好きな方で、このような文章もつい口語調でダラダラと長くなりがちなところは残念ですが治りません。

それはさておき、大学卒業後は大阪の高槻病院で研修医時代を過ごし、ここが医者としての原点になりました。まさかこの頃はこの地で開業するなんて想像だにしませんでしたが、高槻は医師としても生活の場としてもとても長くお世話になり愛着のある土地となりました。

研修後は、神戸大学関連の基幹病院を転々としまして、ありふれた皮膚病からまれな皮膚病、命に関わる重症の皮膚病、診断の難しい皮膚病、皮膚がんなど、多岐にわたる皮膚疾患を経験し、皮膚科医としての礎を築きました。

（兵庫県立がんセンター　恩師　高井利浩先生と）

ありがたくも（なかば強制の・・）論文執筆や学会発表なんかの機会も多く得ました。

皮膚科専門医って、皮膚科診療を長く経験すればいいとか、試験で高得点ならGET！のような仕組みではなく、複数の論文や発表の経験などが必須です。おかげさまで最短の５年で専門医は取得し、その後も５年以上病院で常勤皮膚科医として、朝から晩までせっせこ働いて、緊急時は夜間も休日も律儀に出動しておりました。

その後は病院を離れ、美容クリニックメインで、デバイス治療（レーザーなど）、ボトックスやヒアルロン酸などの注入治療、目周りや女性器形成などの美容オペを専門的に行い、美容診療の研鑽を積みました。技術面のみならずサービス業としての患者さん対応なんかに関しても多くを学び、人としてもとても成長できたように思います。

（美容クリニックでの注入風景ですね）

私は「美しさ」というのは常にに健康の上にあるものだと思っております。例えば肌荒れやアトピー性皮膚炎の方の美肌治療は、最新の美容機器やドクターズコスメではなく、まずは適切な薬を使用し、生活面にも配慮しながら皮膚の炎症をしっかりとコントロールすることです。

そうして健康な状態から、次のステップとして美容治療を取り入れるというスタンスを崩さずに、皮膚科メセンで、健康で自然な美しさを追及したいと考えております。

というわけで、当院では保険皮膚科を軸に据えた、皮膚科および美容皮膚科のクリニックです。幅広い診療内容で地域に根ざした、皮膚科のかかりつけ医を目指して運営していこうと思います。具体的な診療内容については、改めてご紹介いたします。

どうぞよろしくお願いします。