ふっくら立体感プラスの唇ヒアルロン酸(症例写真あり)
- 2023年12月28日
- ヒアルロン酸
今日は前回に続きましてお口元の美容についてのお話です。
前回は私の恥ずかしいお写真もとに、口角を下に引っ張る筋肉(口角下制筋)をボトックスで調整すること(口角ボトックス)で、笑顔の口元をより美しく見せる施術について説明しました。
今日は無表情時にもより唇を魅力的にみせる、リップヒアルロン酸についてです。
ヒアルロン酸とは、ジェル状の注入剤を使用することで、造形が可能な製剤です。硬いヒアルロン酸により、顎やこめかみ、額などの輪郭を整えることができますし、柔らかいヒアルロン酸を使うと、涙袋を作ったり、唇の形を整えることができるのです。
口角が下がっているとなんとなく不機嫌に見えたり、悲しげに見えますが、口角がなだらかに上がっていると多幸感のあるお顔になります。また年と共に唇も痩せてシワシワっとしてきますが、ふっくらと潤うと若々しくとても魅力的です。
患者さんとのカウンセリングで、リップヒアルロン酸いいですよとお話しすると、叶姉妹は嫌です・・のようなお声を頂きますが、通常のヒアルロン酸1−2ccという量では、よくも悪くもそこまでのボリューム感は出ませんので、基本心配ご無用です。
さ、お待ちかねの?症例写真です。
上がビフォー、下がアフターです。モニターさんのお悩みは唇のシワシワ感を何とかしたい、デザインはお任せ!というご相談でした。
上唇に0.5cc、下唇に0.4cc、唇周囲に0.1ccのトータル1ccの柔らかいヒアルロン酸を使用しています。ただ唇に厚みを持たせるだけではなく、デザインを重視しています。口角がふんわり上がり、M字リップの要素をすこーし入れて立体感を出し、下唇は流行りのスクエアをナチュラルに取り入れて見ました。たった10分で!小さじスプーン5分の1のヒアルロン酸で!変化します。
実はお顔全体像で見ますと、上唇が少し上を向く入れ方をしているので、人中も短く見えるように工夫しています。結果として少し間延びした中顔面が短くみえ、お顔全体に印象を変えています。今回は、モニターさんの都合もあり、そこまでお写真でお見せすることができないのが残念です
リップヒアルロン酸はお若い方向けの造形メインの注入方法から、エイジングケアとしてのボリュームアップまでさまざまなニーズに応えることができるので、施術をお受けいただく患者さんの年齢の幅もとても広いです。
この方は、上唇をメインに入れ、横顔の鼻と顎を繋いだEラインを整えています。何となく重心が上がって、若々しい雰囲気になり、美人度アップですよね。梨状窩という、鼻の根元のくぼみにも注入しているのでほうれい線も浅くなっていますが、こちらもトータル1ccです。
ヒアルロン酸治療のメインは、トータルフェイシャルトリートメントという、お顔全体にヒアルロン酸を細かく注入し、自然にリフトアップさせる方法ではありますが、ある程度の量のヒアルロン酸を要します。一方で、リップは部分注入によ少量のヒアルロン酸でもぐっと変化の出せる部位でもあります。
お痛みについては麻酔スプレー、笑気麻酔等で緩和させることも可能です。
合併症・・内出血、腫れ、血流障害、感染など
料金・・・ヒアルロン酸1cc 長期持続型認可品70,000円+税、韓国製50,000円+税
リップのこんなご要望にお答えします。
M字リップ
口角あげたい
潤いが欲しい
ふっくらさせたい
リップヒアルロン酸のご相談お気軽にどうぞ♡