毎日毎日寒いですね、いっそ冬眠して気づいたら春♪なんてミラクルないかなと思いながら、お弁当作りのために早朝必死に起きる毎日です。卵焼きを作るのが面倒になり、茹で卵に変更し、ついには茹で卵を二つに切ることもなく、塩を振ることもなく、毎日丸々ポンと一個お弁当に詰め込んだ結果、子供が茹で卵恐怖症となり、もうやめて（泣）と言われてしまい、おかずがさらに一品増えることになったことが目下の悩みです←

初心を思い出そうと、今、保育園時代に私が初めて作ったキャラ弁を見返したところ

え・・・？自画自賛ではなく自画自笑。息子よ、ごめんな、キャラ弁も恐怖症だろうな←

くだらない前置きになりました・・・

本題、今日はお口周りのボトックスの症例です。

先日私自身の口元ボトックス調整のお写真を出しましたところ、「私も昔から思いっきり笑えないんです・・」と早速ご相談いただきました。

お顔を拝見したところ、ボトックスでとても綺麗に調整できるタイプでした。そして完全お任せとのことで、したいようにさせていただきました←広頚筋・口角ボトックスのビフォーアフターの結果です。

上はボトックス施術前、下は施術後ですが、思いっきり笑顔時の上下の写真を見比べてみますと、上では、笑っても口角がキュッと上がりきらず引きつったような硬い表情で、首の筋も現れてゴツゴツしてます。下では、下の歯が見えなくなり、口角がキュッと上がり、首筋は消失し、鼻の穴の横への広がりが改善することで、鼻の存在感が薄らぎ、ほうれい線は浅くなっています。整形の手術はしていませんが、非常に上品な笑顔になり、美人度が増していますよね？

横顔も鈍くなったフェイスラインがくっきりと綺麗に現れています。

もう少し解説してみますと、モニターさんは、広頚筋という首にへばりつく薄い筋肉が非常に強いのですが、この筋肉は収縮するとフェイスインを下に引き下げるので、逆にボトックスによりその力が弱まると、ぼやけたフェイスランが輪郭を表し、リフトアップした印象になります。また口角下制筋という口角を下に下げる筋肉と、上唇尾翼挙筋という鼻腔を横に引っ張る筋肉も強いので、それらもリラックスさせることで、口角が上がり、鼻の広がりが改善し、それに伴ってほうれい線がぐっと深くなるのが抑制されているのです。

鼻腔の広がり＝鼻ボトックス
口角アップ＝口角ボトックスというように皆同じ方法ではなく、それぞれの方の筋肉の動きに応じてボトックスで調整すると笑顔の印象をとても美しく改善できます。

ボトックス治療はは不自然になると不安になられる方もおられますし、左右差が出てしまったりすることもありますが、上手に調整できると、むしろ無理な引きつった表情からナチュラルで、より上品な印象に変化させることができます。

正直、多少の違和感が出たとしても、不可逆的副作用はないため、後遺障害が残ることはなく、ヒアルロン酸よりもずっとずっと安全な治療でもあります。世間の印象では『ボトックス怖い、ヒアルロン酸怖くない』ですが、実は施術医の意識は逆だったりします。

副作用である、表情の違和感や左右差なども、2−4週後のタッチアップで可能な限り調整したり、また初回の方はやや控えめの量で行ったりすることで対応しております。ボトックスは効果の出方に個人差も大きく、筋肉の使い方にはその方のくせも出ますため、お一人お一人の筋肉の強さに合わせる必要があります。毎回その方にピッタリ合うように効果をみながら、次はもっと、ちょうどいい具合に効果が得られるように！と毎回工夫を重ねて調整して行っています。

いつも診察の時に患者さんの顔をじっーーーーとみたり、触ったり、お話の時の表情の動きをみたり、ちょっと笑顔や歯を出す全力笑顔お願いしますとお願いしながら、そんなことを考えています。

ボトックスは非常に奥深く、毎回施術しながら、こうして写真を見ながらまだまだ私に新しい気づきを与えてくれています。この奥深さが、私にとっては楽しみで好きな治療でありますし、また患者さんにおかれても、美容治療には欠かせない自然で安全で優れた治療と言えます。

・眉間の皺を取りたい
・怒りっぽい悲しげな表情を改善させたい
・あくまで自然に、でもなんとなく美しい上品さが欲しい
・笑顔のお口元を調整をしたい
・エラの張りを改善したい
・フェイスラインをシャープにしたい
・顎のシワシワを取りたい

そんなたくさんの期待に応えてくれるボトックス治療のご相談お待ちしております♡

モニターさん、お写真の提供ありがとうございました。

ボトックス料金

＊認可品アラガンボトックス基本１部位：¥18,000＋税
（2週間以内リタッチ無料）

＊韓国ボトックス基本１部位：¥12,000＋税