婦人科形成その⑩症例写真と理想の手術とは
- 2024年12月7日
- 婦人科形成(女性器形成)
大阪府高槻市の皮膚科と美容医療のハイブリット診療を行うあゆ皮フ科クリニックの院長菊澤亜夕子です。
当院では、しみしわたるみなどの美容皮膚科に加えて、美容外科領域で私の得意な分野である婦人科形成の手術に力を入れております。大手美容外科で、「どんな先生がやってくれるかわからない」、「2度目に相談に言ったら違う担当医に当たってしまった」「メニューが多くてどの手術を選んでいいかわからない」「価格が不明で不安」などの心配を抱えている方には、ぜひ『担当医私だけ』『スタッフ女性のみ』『メニューは溶ける糸で一番傷が綺麗に治る一つのみ』『オプションは笑気麻酔の有無だけ』の当院も検討にいただけると嬉しいなと、院長自らブログで発信しております。
最近は専用のインスタアカウントもできましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
症例写真
今日は手術にご満足いただき、お写真を提供して下った患者さんがいらっしゃいましたので、ご紹介いたします。
このように外性器には左右差があることが多く、今回も右の小陰唇および副皮が発達しているタイプの方でした。右側のみの手術でも可能でしたが、左右差も合わせるべく両側の手術をご希望されました。また会陰部という、肛門につながる部位の皮膚にもあまりがありましたため、下記術式で手術を行いました。
術式
両側小陰唇+右副皮+会陰部贅皮切除
小陰唇がはみ出た感じがすっかりなくなり、足を閉じていると大陰唇から小陰唇がはみ出なくなり、左右差も解消されました。術後経過もとてもよく、1ヶ月後の検診で終診となりました。近づいて目を凝らしてみることのない部分だとは思いますが、もしも仮に凝視したとしても、手術したことはほぼバレないと思います。
(注)部位的に白黒でわかりにくい写真にあえて加工しましたのと、撮影条件が少し開脚の具合が異なっているため(術前はしっかり開脚、術後はやや閉じ気味)皮膚のたわみには、若干違いがあるように感じられるかもしれません。皮膚の質感の変化は特に術前術後で変化しません。
患者さんとしては、人に見られなくても、気持ち的にコンプレックスが解消されたということで、とても喜んでいただけたようで、その旨をアンケートに記載くださいました^^
婦人科形成手術の理想
婦人科形成の手術は、カウンセリングに足を運んだり、いざ手術となるとちょっと勇気のいる内容かもしれませんが、術後に時間を経てこの手術をしたことをすっかり忘れて、気づけば悩みがなくなっていたな・・・という類の手術だと思っています。
二重形成のように、毎日鏡を通して二重になった自分を見て嬉しくなるタイプの手術ではないかもしれませんが、自分の体の一部が嫌だったのをすっかり忘れてしまえるのを目指す手術かもしれませんね。
手術する私にとっては、外陰部だから見られないから、と考えたことはなく、顔の手術と同様で細やかに行うことに変わりありません。二重の手術をするように、左右差も限りなく最小限に、ヒダの構造(小陰唇や副皮)も限りなく自然に、作り込んだ感じなく・・そして5年10年と時間を経ても外陰部の違和感などで手術したことを思い出す日が来ないような、そんな手術をしているつもりです。当院には、使う糸でお値段が変わったりということはございませんが、実際に瞼に使うものと同じ極細のいい糸を使っています^^
専任カウンセラーはおりません
当院では専用のカウンセラーはおらず、まずは私のカウンセリングから行い、診察にて小陰唇や副皮などの形状を確認しながら術式を決定します。その後にお値段もお伝えします。手術の細かい点などはスタッフも説明できますので、私に聞きにくいことがございましたが、スタッフにお声がけいただいても大丈夫です。遠方の方については、いくつか注意点がございますが、事前にご連絡いただければ当日手術も可能ですのでお電話にてお問い合わせくださいませ。ご相談お待ちしております♡