婦人科形成のお話その⑧症例写真のご紹介。
- 2024年9月30日
- 婦人科形成(女性器形成)
こんにちは。9月も終わりそうですね。当院はちょうど10月で開院一周年となります。
たくさんの患者さんにご来院いただき本当に感謝しております。何個も山を越えながらついてきてくれたスタッフにも、ブンブン振り回してもギリギリついてきてくれる家族にもありがたい想いでいっぱいです。
私自身、経営者2年生になるので、それはもう本当に感慨深いです。全力疾走的な1年でしたが、いつか長距離走を颯爽と走る日は来るのでしょうか、もっとスマートに仕事したい笑
で、今日の本題。当院では美容外科の領域では私がとてもやりがいを感じて、こだわりを持って行っている婦人科形成ですが、開業以来遠方から多くの患者さんにご来院いただきました。
モニター症例
今回は初めの症例写真の提示をさせていただきますね。勇気を持って、貴重なお写真の提供をいただきありがとうございました。場所柄、しっかりと加工を入れさせてはもらいましたが、術前後のスッキリ感を見ていただけると嬉しいです。
見慣れない場所で、ほーーくらいの感じかもしれませんので解説しますと・・
青い部分が気になる、はみ出たヒダのメインとなる小陰唇(青)、その上方部分に連続するヒダが副皮(赤)です。この副皮については、元々ない方、片方だけある方、両方ある方とまちまちです。また副皮があっても裏側で小陰唇にへばりつくタイプ、副皮だけ独立しているタイプこれもまたまちまちです。そしてクリトリスを覆う陰核包皮(緑)があります。
こららのヒダの構造はとても個人差が大きく、同じ顔の人間がいないように、ここもまた皆バラバラ。また立体的な構造ですので、三次元的に処理をすることで、きれいで収まりの良い形状に整えます。
本例においての術式は、両側小陰唇縮小+両側副皮切除でした。包皮には問題ございませんので特に治療はしておりません。
女性器それぞれの部分の役目
小陰唇は役目があり、膣を乾燥や外的刺激から守ったりしており、また加齢性変化で年とともに内側にまくれこみ少し萎縮する傾向がありますので、完全には無くすことなく、程よくは残しております。長さにると8−12ミリ程度でしょうか。
副皮に関しては元からない方もいるように、特に役に立つこともなく、汚れが溜まる原因になったりしますため、基本的には処理して無くしても問題ありません。全体のバランスから少し残すけースはございます。
陰核包皮はクリトリスを覆う部分になり、男性の亀頭部分に当たりますが、女性の場合クリトリスが露出すると痛みを伴うケースもあり、ある程度覆われた状態で問題ありません。たるみなどが強い場合や全体のバランスで少し被りを改善させる程度に処理することはあります。
デザインの重要性
陰部といえど、手抜きすることなく、元からそうであったかのように美しく仕上げて、機能面の低下を回避し(術後の違和感等のトラブルをさけて)、挟まったり蒸れたりの嫌な自覚症状を改善させるよう、とてもこだわってヒダの形をデザインして、頭で立体を思い描きながら手術に取り組んでおります。
お気軽にカウンセリングにお越しくださいませ♡