婦人科形成のお話その18〜手術することはパートナー家族に言う?言わない? 病院受診時や出産時に婦人科形成の手術歴を申告する?MRIは取れる?〜症例写真〜|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

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婦人科形成のお話その18〜手術することはパートナー家族に言う?言わない? 病院受診時や出産時に婦人科形成の手術歴を申告する?MRIは取れる?〜症例写真〜|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

婦人科形成のお話その18〜手術することはパートナー家族に言う?言わない? 病院受診時や出産時に婦人科形成の手術歴を申告する?MRIは取れる?〜症例写真〜

大阪府高槻市・茨木市のあゆ皮フ科クリニック院長、菊澤亜夕子です。美容外科の中では、婦人科形成のオペが一番好きで、今日の手術が今までで一番うまい!と言えるように日々工夫を重ねております。

そいうえば今日は朝から肌調子がいいので、嬉しくて夫に、「かお触って♡」というと、ほとんど触ることなく、「よかったな、新生児の尻みたいやな〜」ととても適当に答えてもらったにも関わらず、嬉しそうにしたところ、「毛穴も全くないやん、これが老眼のいいところや、歳とるといらんもんが見えなくなるんやな笑」と。。。今、振り返ると、は?という返事でした。

さて、今日は婦人科形成のお話も第18話となりました。手術を検討されている方はぜひ、これまでの記事も気がむく分だけ遡って参考にしてくださいませ。ぜーんぶAIでもネットのコピペでもなく、私が一文字ずつ書いた誤字脱字が散在した文章です←今日は、手術をするにあたり、パートナーや家族に言うべきか、今後病院受診や出産の際に手術を申告すべきか、MRIなどの検査に影響するのか、などについてお話ししてみようと思います。

婦人科形成を受けることをパーナー・同居家族に伝えるべき?

やっぱり伝えておいた方が何かと楽!とは思います。

金額なんかも共有しないといけない夫婦関係や親子関係においては、保険適応外の手術で、安くない手術になるため、ある程度伝えざるを得ない面が大きいかと思います。また、

 😯 手術当日は入浴不可としてるので、「なんで今日はお風呂入らんの?」

 🙁 術後数日はシャワー浴のため、「寒いのにお風呂入らんとシャワーしてんのなんで?」

 🙄 トイレの際に塗り薬をお願いしているため、「なんかいつもよりトイレ長くない?」

 😉 術後数日は歩きすぎないようにお願いしているので「いつもの犬の散歩今日は行かないの?」

みたいなちょっといつもと違う些細なことがあったりもするので、ほっといてくれたらいいのですが、その都度指摘されてドキッとするのも、ちょっとストレスですよね。

では、実際に当院で婦人科形成の手術に来られる患者さんは、どうしてるでしょうか?オペ時の世間話によるあゆ調べによると、家族に具体的に手術伝えてない方は半分以上の印象です。一方でパートナーの方には伝えてる方のほうがちょっと多いような印象です。

実際には割とこっそりしてる人が少なくない・・・

いづれにしてもヒダを縮小させるとか細かく言う必要まではなく、言いにくい時は「陰部もしくはヒダのできものをとる」くらいの伝え方でも良さそう!ただ、通常ヒダのできもの(腫瘍)を取るだけなら、保険適応で行うので、なんで自費なん?となったり、その辺りは要注意ですが。

あとは関係性にもよりますよね?夫婦でも↑このくらいの距離感であれば、それほど細く言わなくてもいいと思いますし、

このくらいの距離感になると黙って手術は難しいと思います。バレます笑。最低でも2週間は性交渉も控えてもらいますので。ただ、男性側にとっても、嗜好とかはよく分かりませんが、整形に対する過度な拒否感のある方でない限り、手術によるデメリットは考えにくく、より綺麗で、ヒダのひっかりもなく、行為もスムーズになると思うもので、メリットしかないように思います。

病院受診や出産の際には婦人科形成を行なったことを伝えるべきか?

基本的にはわざわざ申告すべき内容でもないと思います。

風邪引いても、お腹痛くなっても、不正出血があっても、特に既往歴(これまで罹った病気)としても、手術歴としても申告しなくても問題にはなりません。出産時も、ヒダの形を整えて形状が変化したことは、お産に影響しませんので、大丈夫です。傷跡もわざわざ報告しても、わからないくらいに仕上がるのが通常なので、言わなければ産婦人科の先生も気づかないと思われます。

でも婦人科形成の手術歴が、バレたり影響する可能性のあるタイミングを強いて考えてみると・・ちょうど小陰唇や副皮といった手術をしたその部位に皮膚のできものや皮膚トラブルがあったときでしょうか。その際は手術歴を伝えるべきかなと思います。一度メスを入れた同じ部位に対して、何らかの事情でメスを入れる場合には、手術歴を知らせておいた方が丁寧です。ただ、そのあたりの皮膚トラブルは私が保険診療で専門的に見る部位でもありますので、お近くの方は、産婦人科ではなく当院でまずご相談いただければと思います。

MRIや画像検査の際に婦人科形成の手術は影響するか?

これも先日患者様から相談を受けましたが、MRIには何ら影響しません。もちろんCTやレントゲンにも影響しません。内部に金属も、糸も残りませんので、ご安心ください。ぜひ黙ったまま検査受けてくだいませ^^

症例写真

では今日も特別な割引もない中、お写真の提供を了承くださった患者様に感謝して、写真を供覧いたします。

症例1 :両側小陰唇+両側副皮切除術 

副皮というクリトリスの横にあるヒダと小陰唇がほぼつながった形状でした。副皮と小陰唇を合わせて切除し、左右差も整えて、スッキリとバランスの良い、不自然さのない方に整えました。

症例2:両側小陰唇+両側副皮切除術 

ちょっと術後の撮影時の開脚具合が今ひとつで、条件がやや不揃いです。このケースも両側の副皮と両側の小陰唇がへばりついているタイプでしたので一体にして切除しました。左右差はない方の方が少ない場所ですので、左右を合わせてより自然な方に整えています。足を閉じると大陰唇に小陰唇が埋もれて見えなくなるようになりました。大浴場も人目を気にせず楽しめると、お喜びでした。

この度はお写真をご提供くださり、ありがとうございました。

ヒダの痛みや違和感、見た目の左右差、色味などお悩みの内容はいろいろだと思いますが、カウンセリングは100%私が対応しますので、勇気振り絞る前に一度ご相談にいらしてくださいね^^