6月の活動報告
高槻市のあゆ皮フ科クリニック院長の菊澤亜夕子です。6月は皮膚科の一番大きな学会、日本皮膚科学会総会を含めて3つの会でお勉強してきました。
①まずは総会、京都でしたので日帰りで。
任意なのにスタッフも複数名参加してくれました。しかもね、報告書まで書いてくれて、士気の高さに私も刺激されました。優秀!!!私オニ経営者でもないはずで←、強制もしてないです。自主的なこのやる気、嬉しい限りです。
↑これスタッフの参加後の学びについてレポートです。
開業するとどうしても医師同士の関わりも減り、知識が置いていかれてしまうので、会誌や教科書だけではなく、学会やセミナーなどで知識のアップデートを図るのです。嘘でも勉強が好きとはいえない人生でしたが、皮膚科は好きでやっているので、こういう学会と耳学問は大好きで、今回もトレンドを知り、日頃の診療の疑問をいくつか解決してきました。
②全国新米皮膚科開業医の集い、東京にて。
怪しいコンサル系主催ではない、皮膚科で一番お世話になっているヒルドイドソフト軟膏などの先発品扱う製薬会社マルホの主催で、経営的目線での勉強会。ベテラン先生も最初はしくじってました!みたいな話から、スタッフのスキル知識モチベーション向上へのヒント、にきび診療における治療脱落させない指導の工夫などなど、まあ盛りだくさんでした。勉強会って、学術的な話が多い中、医療しかしてこなかった新米開業院がぶち当たる雇用、労務、集患などといった初めてが詰まった経営問題は身にしみる話ばかりでした。
翌日は美容のメッカ銀座でおのぼり気分で美容施術を受け
普通にお客として気になってる機械施術を受けてきました。単純に美容施術を受ける楽しみもありつつ患者目線で流行ってるクリニックを見てみると新たなヒントが見えてきたり、良い体験です。
せっかく銀座に来たらやっぱり行くよね
とお寿司を食べてみたり、
せっかく東京きたしと、上越新幹線に乗ってみたり、何かと好奇心が刺激されて充実した週末でした。
③クラシエ主催の漢方セミナー、東京にて。
その翌々週も漢方のお勉強会に参加してきました。漢方薬は第一選択肢としては、あまり使いませんが、標準治療の西洋医学で行き詰まったり、疾患が長期化したりした場合に、次の工夫の一手として、うまく取り入れると満足度の高い結果になることもしばしば。
ただ漢方は学会が定める治療指針がざっくりとしかないので、医師自身の知識や経験で、その方の体質的な部分を見極めながら薬剤をチョイスするものです。
現在もニキビの方にはケースバイケースで漢方試してみませんか?とお声がけさせていただいたりしてますが、今後ニキビ以外に酒さ、アトピー性皮膚炎を含めた慢性疾患にうまく漢方薬も取り入れていきますね。
漢方については、全員にはお話ししていませんが、ぜひ漢方薬トライしてみたい!という方はお声がけくださいね。漢方ってとにくかく飲みにくいイメージではありますが、 苦味も種類によって異なりますし、錠剤で少しは飲みやすくなったものもありますし、当院では極力飲み忘れの観点からも1日2回ないしモノによって、症状によって1日1回にしてみたりもしています。ライフスタイルに合わせた飲み方も一緒に考えて処方してますよ。
そして、また翌日は美容機器の選定。いいものないかなと常に目を光らせております笑
やっぱり自分で受けてみないとね、ということでちょっと赤ら顔です笑
というような6月でしたが、経営者あるあるの休診日=休日でもないので、力尽きないように隙間時間を見つけて苦手なトレーニング。結局どんな仕事よりも一番ウヘーってなって、負荷かけすぎて寿命をさらに縮めているのではと思わなくもないですがこれはただの逃げですね・・休診日明けの火曜日は筋肉痛すぎて、たまに動きがおかしいのはこのためです。
そういえば、スタッフ施術デーも休診日にひっそりと行いました。スタッフ同士で技術を確認しがら、自身も綺麗でいるための美容メンテナンスをコツコツと行って努力しています。これも自主参加ですが、メンバが皆揃うのが、自慢でもあります。
クリニックで提供しているメニューは、スタッフがほぼ体験しているので、これどんな?という質問中も気軽にお声がえしてくださいね。
というような、ただの時系列の報告となってしまいましたが、休診日の色々でした。
最後に・・・一応子供いるので、1時間でも隙間時間見つけたら公園に連れてったりは必死でしてまして、子供達も元気に生きてます笑。今の私には何から何まで支援するというのは難しくて、アンカーポイントだと思う点だけはチェックを入れてつつ、親は大して役に立たないということで、自ら生きる力を身につけてもらいたい意向です←