ニキビは治ったのに赤みが消えない!ニキビ跡の「炎症後紅斑」のお話〜症例写真|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

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ニキビは治ったのに赤みが消えない!ニキビ跡の「炎症後紅斑」のお話〜症例写真|あゆ皮フ科クリニック|高槻市の一般皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科・美容皮膚科

ニキビは治ったのに赤みが消えない!ニキビ跡の「炎症後紅斑」のお話〜症例写真

こんにちは。高槻市・茨木市の皮フ科と美容皮膚科のハイブリッド診療を行うあゆ皮フ科クリニック、院長の菊澤亜夕子です。

ニキビの診察をしていると、こんなお悩みをよく耳にします。「新しいニキビはできなくなったのに、赤みが全然消えませんー泣」そうなんです。ブツブツのニキビが落ち着いたら、すぐに元のきれいなお肌に戻る!と思いたいところですが、実際はそう簡単にはいかないこともあります。ニキビが治った後にも、点々の赤みや、頬にべったりした赤みだけが残ってしまうことがあります。これが、炎症後紅斑 と呼ばれる状態です。炎症に伴う血管の変化などが関係すると考えられています。

一方、ニキビの後に茶色く残るものは、炎症後色素沈着と呼ばれます。同じ「ニキビ跡」でも、赤みなのか、茶色い色素沈着なのかによって、治療の考え方は変わってきます。もっと言えば、同じ「ニキビ跡」でも、色味の変化なのか、クレーターなどの凹凸を伴う肌質の変化なのか、その跡形にも種類があり、どのタイプのニキビ跡かによって、治療は様々です。ここを見極めて、適切な治療を行うことが美肌への近道になりそうです。

ニキビ後の長引く赤みに対する美容治療ー症例写真

じゃん!早速今回の症例をご紹介します。お写真の提供ありがとうございました。

患者様の経過です。1年来保険診療の皮膚科で定期的にニキビの治療をされていましたが、なかなか良くならないと受診されました。初診時には、嚢腫を生じており、皮膚の深い部分に大きな炎症をブヨブヨ、そしてゴツゴツと触れる状態でした。赤紫色の皮膚変化が多発していました。当院のうっかりで、その当時の写真が保存できておりませんが、重症タイプのニキビでした。当院に転院後も始め2ヶ月弱、保険診療による内服及び外用等を行いましたが、改善を得られませんでした。その後相談の上、実費での治療によるアクネトレント(イソトレチノイン)の内服を開始しました。すると速やかに皮膚の深い部分で起きていた嚢腫というひどい状態もスムーズに改善し、3ヶ月程度で、ほぼ新しいニキビはできないようになり、ぼこぼことした皮膚はほぼ平で滑らかな状態になりました

お写真左は、アクネトレントの内服による新しいニキビができなくなったタイミングに撮影しています。新しいニキビができなくなり、当初より随分きれいになりましたが、ニキビ跡である炎症後紅斑がべったりと残り、頬は赤い状態のまま。そう、ぶつぶつと触れる炎症性ニキビが落ち着いても、赤みが残っていると、肌荒れが続いているように見えたりすることがあります。せっかくニキビが落ち着いたのに、まだお肌の悩みが終わらない・・・という、なかなか悩ましいですよね。そして、右のお写真がお顔に対する美肌施術を行なった約4ヶ月後の写真です。ほとんどニキビっぽさがなくなってとてもきれいなお肌に戻っています。

具体的な施術内容としては、IPL治療とピーリングを組み合わせ、合計5回の治療を行いました。

✔︎IPL:光エネルギーを利用して、赤みや色調の改善を目指す治療

✔︎ピーリング:薬剤によって古い角質などに働きかけ、肌の状態を整える治療、新しいニキビを出にくくする効果もあります。

施術はいつ行うのが正解?

当院ではアクネトレント内服により、ニキビの勢いが止まった!というタイミングでアクネトレント内服中に、美容機器による治療を開始します。理由としては、まだニキビの勢いがあり、まだまだぶつぶつできてくるタイミングで始めると、せっかくきれいにしたニキビ跡も、新しいニキビの影響でまた新しく跡形となり、まさにイタチごっこ。それではやっぱり勿体なすぎます。故に、もう勢いはなく新しくニキビはできない、跡形だけ残った!というタイミングをみて美容機器による施術を提案することが多いです。

それぞれ作用の仕組みが異なるため、肌の状態や赤みの程度を確認しながら、治療を組み合わせていきます。特にニキビ後の赤みに対しては、IPLとピーリングは相乗効果の狙える相性の良い治療です。

もちろん、すべてのニキビ跡に同じ治療が適しているわけではありません。赤みが主体なのか、茶色い色素沈着が主体なのか、凹凸のある瘢痕があるのかによっても、選択肢は変わります。

美容医療によって、ニキビ跡は改善できます。ニキビがあったことを忘れるくらいの肌を目指すことも可能です^^ニキビ治療というと、どうしても「新しいニキビをできにくくすること」に意識が向きがちですが、患者様にとっては、ニキビが落ち着いた後のお肌も大切ですよね。ニキビをコントロールする治療と、ニキビが治った後に残る赤みへの治療。この2つを分けて考えることも、ニキビ治療では重要だと考えています。

ニキビが治ったのに赤みが残っている場合は、まずその赤みが何によるものなのかを確認することから始めましょう。

あゆ皮フ科クリニックでは、ニキビの方にはまずスキンケア、及び保険診療による塗り薬をご提案します。治療によりニキビが治ってきた後も、お肌の状態に合わせて更なる高みに合わせて美容治療をご提案しています^^お悩みの方はいつでもご相談お待ちしております。