大阪で婦人科形成はあゆ皮フ科へ*婦人科形成のお話その24〜普通の形って?左右差は異常か?
- 2026年9月22日
- 婦人科形成(女性器形成)
こんにちは。大阪府 高槻市、茨木市の皮膚科専門医かつ婦人科形成を専門的に行なっているあゆ皮フ科クリニック院長の菊澤亜夕子です。ブログ記事の中でも1番ネタとして多く記載させてていただいてる婦人科形成。今日も悩んでいる方に少しでも届ければいいな・・と思いながらPCに向き合ってます。世代的にもキラキラ系のInstagramは苦手なので、こうして文章をつらつら書くのが心落ち着きます^^苦手なInstagramに関しては、全部私の考えをベースにした情報源で、若手スタッフに婦人科形成専用アカウントを運用してもらっておりますので、そちらもぜひご参考にしてください。

びらびらの左右差は異常なのか?
びらびらの見た目や痛み不快感といった症状でお悩み方は、誰しも普通の形はなんだろう、そもそも左右の非対称って異常なの?という疑問を持たれていることと思います。
人間の体って案外左右非対称な部分が多いものです。実は私自身、皮膚病の診療ばかりに携わっていた頃は左右の対称性について審議的に意識したことがなかったですが、美容医療に携わるようになってから、その左右差について体のあちこちにがあるものだと気づき始めました。耳一つとっても耳たぶの形状は左右で立体的な構造やサイズ、角度が違うこともよくありますし(ピアスの穴開けなどで意識された方もいらっしゃるかもですね。)、瞼の形や二重の幅感も違ったり、顔の骨格、輪郭及びたるみ具合の左右差はしばしば見受けます。
お顔も左右差がありますように、小陰唇のびらびらやその周囲を含む女性器も左右で異なることが多く、逆に全く左右差のない方の方が珍しいかもしれません。ヒダの形状、長さのみならず、ヒダの始まる部位や食い込み具合ななども違ってきます。片方だけ副皮があって、片方には全くないとう方にも稀ではない頻度で遭遇します。
ただ、まぶたにしても片方だけ二重で、片方一重の方もいらっしゃいますが、特に目の見え方は問題ないように、小陰唇などの女性器も、また左右差があるだけでは、特には病的な問題として捉える必要はありません。
やっぱり審美的には左右対称性は美しい
とはいえ、左右対称であるのは審美的には大切な要素。誰かの顔を見てわざわざ左右差を意識することはないかもしれませんが、誰しも無意識の中に、左右が揃っていると美しく見えるという感覚はにあるものです。ヒアルロン酸注入で若返り治療をするにしても、何かと左右を整えることを意識して美容医療は行われているものです。なので、女性器も機能的には問題ないにしても、左右を揃えることで、より自然な外観で、より意識されないものになると思います。え?意識が向かない感じがいいですよね。

症例写真↑元々小陰唇の左右差があるタイプ。これくらいの方は多いです。
びらびらの普通の形や標準ってなに?
じゃあびらびらの正常とか、標準ってなに?というのもまた疑問ですよね。結論から言うと、女性器にはこれが標準という一つの形はありません。大きさ、厚み、長さ、色、左右差など非常に個人差があるものです。なので、小陰唇が大きい=異常、左右差がある=異常、黒い=異常、はみ出している=異常ということではありません。小陰唇で言うと10㎜くらいまでですと、足を閉じた時に比較的収まりやすく(もちろん大陰唇の厚みなどのにも影響はされますが)、手術ではそのくらいの大きさに整えることが多いですが、そもそも個人差が大きく、形状に大きくバリエーションの幅がある部分になります。よってここで文章にして一言で、明確に標準とか異常などのラインは到底お伝えできませんし、教科書にもそんなことは記載がないです。たくさん女性器を診療で見ている経験から、カウンセリングの際に、「比較的副皮と小陰唇が癒着して厚みがありボリュームがあるタイプ」だとか、「小陰唇が薄いが長め」だとか、「全体のバランスを整えてさらに綺麗な形にできる」といった、私の主観混じりの評価はお伝えすることもできます。明確な基準がないため患者様からの質問がない限りは、「お悩みに対して、期待に応えられそうです^^」と言うようなあっさりした返事にしかできていないのが現状ではあります。
手術すべき判断基準とは
ゆえに、見た目が標準から外れているか、だけで手術の必要性を判断するのではなく、その方自身がどのような悩みや症状を感じているか、が手術するかどうかの決め手として重要です。人と違うから治すというよりは、自分自身が困っているから治療する、というようなスタンスで良いのかなと思ってます。私は、診察させていただいて、お悩みを聞いて、手術すると悩みが解決しそうだなと言うときは、総合的に判断して手術してみませんか?とお話ししています。

術者としての私の個人的な考えではありますが、小さなことでも何か参考になれば嬉しいです^^いつでもご相談にいらして下さいませ。
