美容医療のQ&A⑨肝斑にレーザーは効く?
- 2026年7月28日
- しみ・くすみ・肝斑
こんにちは。高槻市茨木市の皮膚科と美容皮膚科のハイブリッド診療を行うあゆ皮フ科クリニック院長の菊澤亜夕子です。今日も皮膚科専門医が答える美容医療のQ&Aその⑨です。

当院パウダールーム。エアコンの風が届きにくくて暑くてご迷惑おかけしております・・・
肝斑にレーザーは有効か?
レーザートーニングは肝斑の色を薄くするのに有効

有効なレーザーもある、が正解ですね。肝斑はそもそも炎症がベースになっているシミの一つなので、力強い肌治療をしますと、刺激が元になって肝斑が悪化することがあります。なので基本レーザーは不向きです。いわゆる色素に対するレーザーの中でもレーザートーニングと言われるごく弱い出力のレーザーを肌全体に均一に照射し、メラニンを少しずつ減らしていく治療だけは、肝斑に良いと考えれます。
次世代肝斑治療はマイクロニードルRF:シルファーム X。肌状態を安定させ再発抑制に有効


極細の針がついたハンドピース
最近は、AMC=Activity of Melanocytes(メラノサイト活性)つまりメラノサイトという色素を作る細胞がどれくらい活発に色素であるメラニンを作っているかという指標が、シミ治療をする上で参考にされる概念となっています。
肝斑はAMCが高いとされており、簡単にいうと肝斑はシミを作る細胞がめっちゃ興奮してる状態なので、強いレーザーより、まず細胞を落ち着かせる治療が大切!ということです。
優しく色味を薄くするのがレーザートーニング、またシミを作る細胞を大人しくさせるのが新しい治療としてマイクロニードルRFになります。ある程度トーニングで茶色が薄くなっても、気づけばまた肝斑が悪くなってるという感じで、しばしば肝斑は気が抜けませんよね。そんな時に、細胞にアプローチして「色素細胞さん、色素作らないで〜」と色素細胞にブレーキをかけて抑え込むことで、いい肌状態を維持するのがマイクロニードルRF。とても優れた治療です。
なんと当院にも、もうすぐ入ります!マイクロニードルRF、機器の名称はシルファーム(Sylfirm X)、とても待ち遠しい♡次世代の肝斑治療ですね。極細のマイクロニードル(針)から高周波を流し、肌の浅い層から深い層まで治療できます。異常な毛細血管やメラノサイトの活性にアプローチして、肝斑を落ち着かせてくれます。針を使うとはいえ、麻酔クリームで痛みも軽減でき、ダウンタイムも当日の赤みのみで、とても続けやすい治療です。


左は、麻酔クリーム(写真に意味なし)。右は、施術直後屋外の明るいところでの写真、私はこの程度の赤みでした。

日本美容皮膚科学会のAesthetic Dermatorogy2026年3月号でも、難治性肝斑6症例に対する有効性の報告がなされてました。
学会でシルファームXの効果を見聞きし、論文でも有効性を確認し、自分で美容クリニックに施術へ行き、間違いなだろうと、機器を購入してます。ぜひ肝斑でお悩みの方、夏場に再発してる方、受けてみていただきたです!
高槻市茨木市で「しみ・しわ・たるみ」でお悩みの方へ。保険診療も行う皮膚科として、安全性にも配慮しながら、自然な仕上がりを大切にした美容医療をご提供しています。お気軽にご相談下さい^^
